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2023/12/21 10:58

本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株も0.1%安 無料記事

 21日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.76ポイント(0.09%)安の2899.35ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不透明感が依然として重しとなっている。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいるほか、不動産デベロッパーの債務問題も解消されていない。消費活動の停滞も懸念される状況だ。もっとも、下値は限定的。上海総合指数はこのところの下落基調で、22年10月31日以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいるだけに、値ごろ感に着目した自律反発狙いの買いもみられる。
 主要銘柄の値下がり率は、方正証券(601901/SH)が3.2%、金発科技(600143/SH)が2.6%、中国民生銀行(600016/SH)が1.6%、華電国際電力(600027/SH)が1.4%、華遠地産(600743/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.06%)安の223.88ポイント、深センB株指数が0.61ポイント(0.06%)高の1039.18ポイントで推移している。


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