21日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.02ポイント（0.36％）高の3079.34ポイントと3日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の経済対策に対する期待感が根強いほか、人民元高の進行も引き続き材料視された。米金利安を背景に、外国為替市場ではオフショア人民元（対米ドル）が7月下旬以来の元高水準で推移している（11月1日は7.33人民元台→21日朝方は7.15人民元台）。不動産株に買いが先行。中国当局が不動産デベロッパーの資金調達支援に向け、「ホワイトリスト」の作成を進めているもよう――と報じられた。
　主要銘柄の値上がり率は、新城控股集団（601155/SH）が7.0％、金地集団（600383/SH）が5.7％、華遠地産（600743/SH）が3.1％、保利地産（600048/SH）が2.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.71ポイント（0.30％）高の233.68ポイント、深センB株指数が4.25ポイント（0.39％）高の1085.11ポイントで推移している。


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