ハンセン指数 　 　 　　　　　　18372.33 　-208.78 -1.12％
中国本土株指数（旧H株指数） 6301.90 　 -64.58 -1.01％
H科技（テック）指数 　　　　　 4142.61 　 -36.52 -0.87％

　16日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。投資家のセンチメントが冷やされる流れ。米金利の上昇や、中国の景気懸念などがマイナス材料となっている。米インフレ高止まりの警戒感が続く中、米債券市場では、米10年債利回りが騰勢を強め、一時、昨年10月以来の高水準を付けた。外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進行している。15日公表された7月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などがそろって大幅に下振れた。英金融大手バークレイズのアナリストは15日、中国の2023年国内総生産（GDP）伸び率予想を4.9％→4.5％に引き下げている。
　主要銘柄の値下がり率は、HSBC(5/HK)が2.9％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.9％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が2.8％、香港中華煤気(ホンコン・チャイナガス：3/HK)が2.1％、招商銀行(チャイナ・マーチャンツ・バンク：3968/HK)が2.0％など。


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