23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.50ポイント（0.14％）安の3115.84ポイントと反落している。
　様子見ムードが高まる流れ。中国では主要な経済指標の公表が先週でほぼ一巡し、今月は27日に7月の工業企業利益、31日に8月・製造業PMIを残すのみとなった。内容を見極めたいとするスタンスが広がっている。また、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題も依然として懸念材料だ。
　主要銘柄の値下がり率は、太平洋証券（601099/SH）が3.2％、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.1％、中国アルミ（601600/SH）が2.2％、中国国際金融（601995/SH）が1.7％、上海吉祥航空（603885/SH）が1.6％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント（0.29％）安の259.46ポイント、深センB株指数が3.78ポイント（0.33％）安の1136.89ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。