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2024/02/08 10:48

まちまち、ハンセンは89ポイント安 無料記事

ハンセン指数           15993.32 -88.57 -0.55%
中国本土株指数(旧H株指数) 5399.99 -21.54 -0.40%
H科技(テック)指数       3191.46 +0.78 +0.02%

 8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。足元で報告された中国企業の業績は、鈍化が目立っている。中国不動産業や地方政府の債務問題、消費の低迷など中国経済の先行き不透明感もくすぶる状況だ。また、香港市場はあす午後から週明け13日まで休場となることもあり(本土市場は9〜18日が休場)、様子見ムードも漂っている。一方、朝方公表された1月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.8%(市場予想マイナス0.5%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス2.5%(同マイナス2.6%)という結果だった。
 個別では、中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が5.3%安。7日引け後に発表した10〜12月期決算は、純利益が69%減少し、1株利益が予想を下回っている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が6.3%、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が5.4%、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド:688/HK)が1.6%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が1.3%など。


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