2024/03/07 11:00
本土株:上海総合は0.3%高で反発、上海B株は0.5%高
7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.17ポイント(0.27%)高の3048.10ポイントと反発している。
中国経済政策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は6日の記者会見で、「今後さらに預金準備率を引き下げる余地がある」と述べ、金融緩和を一段と進める可能性を示唆した。また、向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって(会期は11日まで)、これから関係各所が公表する具体的な政策に対する期待感が続いている。ただ、上値は限定的。米国の対中圧力が不安視されたほか、中国の指標発表も気がかりだ。中国ではきょう7日に1〜2月の貿易統計、8日に2月の物価統計、来週15日に3月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利などが相次ぎ公表される。
主要銘柄の値上がり率は、老鳳祥(600612/SH)が3.0%、中国平安保険(601318/SH)が1.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%、長城汽車(601633/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント(0.47%)高の265.09ポイント、深センB株指数が3.90ポイント(0.36%)高の1076.55ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済政策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は6日の記者会見で、「今後さらに預金準備率を引き下げる余地がある」と述べ、金融緩和を一段と進める可能性を示唆した。また、向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって(会期は11日まで)、これから関係各所が公表する具体的な政策に対する期待感が続いている。ただ、上値は限定的。米国の対中圧力が不安視されたほか、中国の指標発表も気がかりだ。中国ではきょう7日に1〜2月の貿易統計、8日に2月の物価統計、来週15日に3月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利などが相次ぎ公表される。
主要銘柄の値上がり率は、老鳳祥(600612/SH)が3.0%、中国平安保険(601318/SH)が1.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%、長城汽車(601633/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント(0.47%)高の265.09ポイント、深センB株指数が3.90ポイント(0.36%)高の1076.55ポイントで推移している。
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