週明け18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.68ポイント（0.15％）高の3059.31ポイントと小幅ながら続伸している。
　中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国景気の鈍化が警戒される中、当局は金融緩和など追加の経済対策を打ち出すとの観測が広がっている。ただ、上値は重い。中国では本日の取引時間中（日本時間11時ごろ）に、2月の重要経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）が公表されるため、内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.7％、中国国際金融（601995/SH）が3.6％、中国中鉄（601390/SH）が3.2％、華能国際電力（600011/SH）が2.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.45ポイント（0.17％）安の262.38ポイント、深センB株指数が4.56ポイント（0.42％）高の1079.56ポイントで推移している。


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