22日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比17.54ポイント（0.62％）安の2809.48ポイントと続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.50ポイント（0.70％）安の213.30ポイント、深センB株指数が2.50ポイント（0.31％）安の818.44ポイントで推移している。
　海外マネーの流出を警戒。中国・香港間の相互取引スキームを通じた21日の売買では、香港休場明け後の本土株売買が初めて売り越しに転じた。また、原油安も引き続き重しとなっている。昨夜の原油相場では、前日に価格がマイナスに落ち込んだWTI原油先物の5月限が「下げ過ぎ」とみる買いでプラスで終了したものの、22日から期近となる6月限は一時68％安と暴落（終値では43％安）。北海ブレント先物（欧州原油市場）6月限も24％安と急落した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国石油天然気（601857/SH）が1.8％、上海国際機場（600009/SH)が1.7％、万華化学集団（600309/SH）が1.6％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.3％、中国平安保険（601318/SH）が1.2％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.1％など。


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