ハンセン指数 　 　 　　　　　　15910.29 +10.42 +0.07％
中国本土株指数（旧H株指数） 5342.31 -10.74 -0.20％
H科技（テック）指数 　　　　　 3245.97 -35.19 -1.07％

　25日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の金融緩和や、米市場のハイテク株高が好感されている。中国人民銀行（中央銀行）の潘功勝・総裁は24日、市中銀行の預金準備率を0.5％引き下げると発表した（2月5日付で実施）。市場関係者の間からは、「準備率引き下げは想定より前倒しになった」との声が聞かれている。また、昨夜の米市場では、人工知能（AI）を活用した産業が拡大するとの期待でハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.4％高と5日続伸した。
　もっとも、上値は重い。足元の急ピッチな上昇で売り圧力が意識されるほか、米長期金利の上昇が嫌気されている。
　主要銘柄の値上がり率は、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC：1876/HK)が2.4％、AIAグループ(1299/HK)が2.3％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.1％、康師傅HD(ティンイー：322/HK)が2.0％、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が1.9％など。


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