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2023/08/15 11:03

本土株:上海総合は0.1%高で反発、深センB株も0.1%高 無料記事

 15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.16ポイント(0.10%)高の3181.59ポイントと3日ぶりに反発している。
 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、8月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利を2.65→2.50%に引き下げた。市場の事前予想では据え置きが見込まれていた。また、リバースレポ金利も引き下げている。ただ、上値は重い。中国では取引時間中に(日本時間11時ごろ)、7月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表されるため、内容を見極めたいとするスタンスも広がっている。
 主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.8%、華能国際電力(600011/SH)が1.9%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.5%、上海国際機場(600009/SH)が1.4%、交通銀行(601328/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント(0.04%)高の269.91ポイント、深センB株指数が1.25ポイント(0.11%)高の1179.63ポイントで推移している。


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