2023/12/18 11:03
本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株は0.3%安
週明け18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.25ポイント(0.11%)安の2939.31ポイントと4日続落している。
国内景気の先行きを不安視した売りが継続する流れ。足元では、景気鈍化を示唆する指標が相次いでいる。15日に集中して公表された11月の経済統計は、不動産関連の悪化が継続。鉱工業生産や小売売上高の伸びが前月を上回ったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘された。先ごろ公表された11月の消費者物価指数(CPI)がマイナス幅を拡大し、下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさを記録するなど内需の弱さも際立っている。
主要銘柄の値下がり率は、緑地HD(600606/SH)が1.7%、格力地産(600185/SH)が1.6%、上海書爾半導体(603501/SH)が1.5%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.62ポイント(0.27%)安の225.50ポイント、深センB株指数が1.60ポイント(0.15%)高の1065.60ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国内景気の先行きを不安視した売りが継続する流れ。足元では、景気鈍化を示唆する指標が相次いでいる。15日に集中して公表された11月の経済統計は、不動産関連の悪化が継続。鉱工業生産や小売売上高の伸びが前月を上回ったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘された。先ごろ公表された11月の消費者物価指数(CPI)がマイナス幅を拡大し、下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさを記録するなど内需の弱さも際立っている。
主要銘柄の値下がり率は、緑地HD(600606/SH)が1.7%、格力地産(600185/SH)が1.6%、上海書爾半導体(603501/SH)が1.5%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.62ポイント(0.27%)安の225.50ポイント、深センB株指数が1.60ポイント(0.15%)高の1065.60ポイントで推移している。
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