14日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比8.47ポイント（0.27％）高の3124.04ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.54ポイント（0.21％）高の261.80ポイント、深センB株指数が3.86ポイント（0.39％）高の1001.52ポイントで推移している。
　米中関係の改善期待が高まるなかで、投資家心理も上向く。15日開催の米中貿易協議「第1段階の合意」調印式を前に、トランプ米政権は13日、中国の為替操作国認定を5カ月ぶりに解除した。また、上海外国為替市場で、対米ドルの人民元相場が一段と元高方向で推移していることも好感されている。
　主要銘柄の値上がり率は、深セン市匯頂科技（603160/SH）が5.1％、青島港国際(チンダオ・ポート・インターナショナル：601298/SH)が4.6％、中国国際航空(601111/SH)が2.1％、中国聯通（600050/SH）が1.5％、万華化学集団（600309/SH）が1.3％など。


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