22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.23ポイント（0.31％）高の2960.18ポイントと7日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策動向が引き続き支援材料だ。当局は足元で、相場テコ入れや不動産業支援のスタンスを強めている。当局は機関投資家などに対し、寄り付き直後と大引け前の30分間、株式を売り越しさないよう指示したと伝わった。また、全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の開幕3月5日が視野に入ってきたことで、追加の経済支援策に対する期待感も高まっている。ただ、上値は重い。指数はこのところの上昇ピッチが速いだけに、売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、曙光信息産業（603019/SH）が7.3％、福莱特（601865/SH）が5.1％、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.0％、中国電信（601728/SH）が2.5％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.52ポイント（0.21％）高の253.05ポイント、深センB株指数が1.76ポイント（0.17％）安の1043.70ポイントで推移している。


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