29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.06ポイント（0.34％）高の2967.92ポイントと反発している。
　中国の政策動向が材料視される流れ。中国経済対策の期待感や、当局の相場支援スタンスが改めて好感されている。向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）は、来週3月5日に北京で開幕する予定。新たな経済対策が打ち出されるとの期待も広がっている。
　主要銘柄の値上がり率は、方正証券（601901/SH）が5.1％、曙光信息産業（603019/SH）が3.6％、招商局能源運輸（601872/SH）が2.2％、上海韋爾半導体（603501/SH）が1.5％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.42ポイント（0.55％）高の259.93ポイント、深センB株指数が0.49ポイント（0.05％）高の1066.00ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。