ハンセン指数 　 　 　　　　　　17639.59 +70.02 +0.40％
中国本土株指数（旧H株指数） 6248.18 +22.32 +0.36％
H科技（テック）指数 　　　　　 3535.68 +18.59 +0.53％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ流れ。米景気懸念の後退や、中国経済対策の期待感などが引き続き支えとなっている。また、9月の米利下げ観測もプラス材料。金融政策で米国に追随する香港でも金利が低下すると期待されている。ただ、上値は限定的。ハンセン指数はこのところ上昇基調を強め、足元では約1カ月ぶりの高値水準を回復したばかりとあって、売り圧力も意識されている。
　一方、寄り付き前に発表された中国の実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35％、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85％に予想通り据え置かれた。現時点で相場に対する影響は限られている。
　主要銘柄の値上がり率は、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が3.5％、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ：1378/HK)が1.9％、李寧(リーニン：2331/HK)が1.9％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が1.9％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が1.8％など。


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