ハンセン指数 　 　 　　　　　　18336.79 +22.93 +0.13％
中国本土株指数（旧H株指数） 6488.19 +31.47 +0.49％
H科技（テック）指数 　　　　　 3885.73 +13.72 +0.35％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国の政府系メディアは先ごろ、預金準備率の引き下げ余地に言及した。そのほか、中国の地方都市が相次いで、住宅公共積立金（公積金）制度を利用した住宅ローンの融資限度額を引き上げている。ただ、上値は重い。米中の指標発表が気がかり材料だ。中国ではきょう9日に4月の貿易統計、11日に同月の物価統計、米国でも来週にかけ重要経済指標が相次いで公表される。結果を見極めたいとするスタンスが様子見ムードを強めさせた。
　主要銘柄の値上がり率は、李寧(リーニン：2331/HK)が3.6％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が3.2％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が3.1％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が3.1％など。


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