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2024/05/31 10:47

反発、ハンセンは290ポイント高 無料記事

ハンセン指数           18520.58 +290.39 +1.59%
中国本土株指数(旧H株指数) 6573.76 +110.81 +1.71%
H科技(テック)指数       3836.37 +83.61 +2.23%

 31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反発している。米長期金利の上昇一服が好感される流れ。弱い米経済指標を受け、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが急低下した。米国の実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から下方修正され、個人消費も予想以上に減速している。インフレ高止まりの警戒感もやや薄らいだ。
 一方、中国景況感は悪化。寄り付き直後に国家統計局などが発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月の50.4→49.5に低下した。景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。非製造業PMIも下振れた。ただ、市場ではそれほど悪材料視されず、むしろ「当局は経済対策を強める」との見方につながっている。指数は徐々に上げ幅を広げた。
 主要銘柄の値上がり率は、理想汽車(リ・オート:2015/HK)が4.7%、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス:2313/HK)が3.6%、李寧(リーニン:2331/HK)が3.6%、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が3.6%、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ:3692/HK)が2.9%など。


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