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2024/06/13 11:00

本土株:上海総合は0.1%安で反落、上海B株は0.3%高 無料記事

 13日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.16ポイント(0.07%)安の3035.31ポイントと反落している。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国発の新規買い材料に乏しい中、中国と西側諸国の対立が不安視されている。欧州連合(EU)と米国は中国製の電気自動車(EV)に対し、追加関税を課す方針を表明。中国側も対抗措置を打ち出すとみられている。本土マネーの流出も警戒。ストックコネクトを通じた本土投資家の香港株買い越し額について、今年は直近までで昨年の2倍に膨らんでいることが判明している。香港の高金利が着目されたほか、中国本土市場の低迷が背景にあるようだ。米国の金融政策に追随し、香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は13日、政策金利である基準金利を5.75%に据え置いている。
 主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が1.9%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.9%、山東黄金(600547/SH)が1.5%、三一重工(600031/SH)が1.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.62ポイント(0.26%)高の238.42ポイント、深センB株指数が4.73ポイント(0.43%)高の1117.40ポイントで推移している。


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