2日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.36ポイント（0.08％）高の2917.79ポイントと4日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.59ポイント（0.29％）高の206.66ポイント、深センB株指数が1.38ポイント（0.16％）安の855.18ポイントで推移している。　
　経済持ち直しの期待が支え。前日公表された景況感指数の改善が引き続き材料視された。民間集計の5月・財新中国製造業PMIは50.7となり、予想（49.6）を大幅に上回った。ただ、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もみられている。
　主要銘柄の値上がり率は、王府井集団（600859/SH）が4.6％、安徽江淮汽車集団（Jac motors：600418/SH）が4.5％、江蘇長電科技（600584/SH）が1.9％、環旭電子（601231/SH）が1.8％、緑地控股（600606/SH）が1.3％など。


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