ハンセン指数 　 　 　　　　　　17675.42 +152.19 +0.87％
中国本土株指数（旧H株指数） 6334.80 +59.16 +0.94％
H科技（テック）指数 　　　　　 3661.31 +60.41 +1.68％

　10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反発している。米ハイテク株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、米利下げ観測が根強い中、ナスダック指数は0.1％高と6日続伸し、連日で史上最高値を更新している。また、ハンセン指数は前日までの続落で約2カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいたとあって、値ごろ感も着目された。
　一方、寄り付き直後に公表された6月の中国物価統計は、消費者物価指数（CPI）の上昇率が前年同月比プラス0.2％（市場予想はプラス0.4％、前月はプラス0.3％）、生産者物価指数（PPI）がマイナス0.8％（同マイナス0.8％、同マイナス1.4％）という結果。企業活動の目安となるPPIが予想通り前月から上向いたことも好材料だ。指数は寄り付き直後に上げ幅を広げている。
　主要銘柄の値上がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が9.3％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が5.2％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が2.7％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が2.5％、携程集団（トリップドットコム：9961/HK）が2.4％など。


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