23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時47分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.20ポイント（0.08％）安の2846.58ポイントと4日続落している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国と西側諸国の対立が続いていることや、中国人民銀行（中央銀行）の資金吸収スタンスが嫌気された。人民銀は今週、リバースレポを通じ累計1兆1978億人民元を市中に供給したが、満期日との差し引きでは3471億人民元を吸収している。ただ、下値は限定的。中国の産業支援策などに対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
　主要銘柄の値下がり率は、恒力石化（600346/SH）が3.0％、国投電力（600886/SH）が1.6％、中国農業銀行（601288/SH）が1.6％、中国銀行（601988/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント（0.17％）高の231.30ポイント、深センB株指数が0.79ポイント（0.07％）高の1068.04ポイントで推移している。


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