25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.50ポイント（0.25％）安の3037.32ポイントと反落している。
　投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国と欧米の通商対立が激化しつつあることや、人民元安の警戒感が重しとなった。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元安水準に設定している。
　主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.3％、国電南瑞科技（600406/SH）が1.7％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.6％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.4％、華能国際電力（600011/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.67ポイント（0.27％）安の245.46ポイント、深センB株指数が1.07ポイント（0.10％）高の1069.12ポイントで推移している。


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