ハンセン指数 　 　 　　　　　　17608.75 -51.27 -0.29％
中国本土株指数（旧H株指数） 6151.49 -24.54 -0.40％
H科技（テック）指数 　　　　　 3531.86 -4.71 -0.13％

　休場明け19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。内外の景気懸念が重しとなる流れ。中国では8月の経済指標が総じて弱い内容となるなか、証券各社が同国の2024年経済成長見通しを下方修正した。米国では米連邦公開市場委員会（FOMC）が大幅利下げを決定したが、パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長は会見で「追加緩和は急がない」と発言。投資家の一部からは、景気鈍化を警戒する声が聞かれる。一方、香港の中央銀行に相当する香港金融管理局（HKMA）は19日、米利下げに追随し、政策金利である基準金利を5.75→5.25％に0.50％引き下げた。現時点で相場に対する影響は限定されている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が2.7％、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が2.5％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が2.5％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が2.0％、康師傅HD(ティンイー：322/HK)が1.8％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。