3日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比7.82ポイント（0.27％）高の2929.22ポイントと5日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.99ポイント（0.48％）高の208.67ポイント、深センB株指数が0.86ポイント（0.10％）安の849.73ポイントで推移している。　
　米中貿易問題の過度な警戒感が後退。米メディアは2日、「米国の大豆輸出業者は、中国の国有企業向けに販売をした」と伝えている。一部メディアは前日、「中国政府は国営企業に対し、大豆や豚肉など一部農産品の輸入停止を指示した」と報道していた。中国の政策に対する期待感も持続。中国人民銀行（中央銀行）の副総裁は昨日の会見で、「金融面と信用面でさらなる政策支援が必要だ」との認識を述べている。
　主要銘柄の値上がり率は、万華化学集団（600309/SH）が3.4％、保利地産（600048/SH）が2.0％、中国平安保険（601318/SH）が1.8％、招商銀行（600036/SH)が1.6％、上海汽車集団(600104/SH)が1.2％など。


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