29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.09ポイント（0.26％）高の3117.67ポイントと反発している。
　中国の経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。足元では不動産支援策が相次いでいるほか、半導体産業の振興に向けた新たな国策ファンドが立ち上げられた。ただ、上値は限定的。中国と西側諸国の対立や、人民元安の進行が不安材料だ。
　主要銘柄の値上がり率は、上海貝嶺（600171/SH）が3.8％、廈門法拉電子（600563/SH）が2.8％、海通証券（600837/SH）が2.2％、保利発展控股集団（600048/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント（0.06％）安の252.17ポイント、深センB株指数が9.47ポイント（0.84％）高の1140.39ポイントで推移している。


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