週明け29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.18ポイント（0.14％）安の3084.46ポイントと4日ぶりに反落している。
　中国の景気懸念がくすぶる流れ。先週27日に報告された中国工業企業の利益総額は今年1〜3月に前年同期比で4.3％増にとどまり、1〜2月の10.2％増から大幅に鈍化した。単月（3月）では3.5％減に落ち込み、昨年7月以来、8カ月ぶりのマイナス成長となっている。ただ、下値は限定的。中国企業の業績改善や、中国政府の経済対策などに対する期待感が相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国国際航空（601111/SH）が4.9％、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.6％、中国神華能源（601088/SH）が2.0％、中国石油化工（600028/SH）が2.0％、中国石油天然気（601857/SH）が1.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.53ポイント（0.21％）高の252.93ポイント、深センB株指数が15.20ポイント（1.41％）高の1096.03ポイントで推移している。


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