2024/09/23 11:05
本土株:上海総合は0.2%高で4日続伸、深センB株は0.1%高
週明け23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比5.06ポイント(0.18%)高の2741.87ポイントと4日続伸している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国内の景気懸念がくすぶる中、当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、新たな景気支援策を打ち出すとの見方だ。実質的な政策金利となる9月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、早期の預金準備率引き下げ観測は強まっている。指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
個別では、医薬品開発受託機関(CRO)の薬明康徳(603259/SH)が7.5%高。米政府と中国のバイオテクノロジー企業との取引を制限する「バイオセキュア法案」に関し、早期成立の可能性が後退したことを材料視している。ほか、主要銘柄の値上がり率は、海爾智家(600690/SH)が2.2%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.9%、山東黄金(600547/SH)が1.9%、中遠海運HD(601919/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.06%)高の234.51ポイント、深センB株指数が1.06ポイント(0.10%)高の1043.51ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。国内の景気懸念がくすぶる中、当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、新たな景気支援策を打ち出すとの見方だ。実質的な政策金利となる9月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、早期の預金準備率引き下げ観測は強まっている。指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
個別では、医薬品開発受託機関(CRO)の薬明康徳(603259/SH)が7.5%高。米政府と中国のバイオテクノロジー企業との取引を制限する「バイオセキュア法案」に関し、早期成立の可能性が後退したことを材料視している。ほか、主要銘柄の値上がり率は、海爾智家(600690/SH)が2.2%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.9%、山東黄金(600547/SH)が1.9%、中遠海運HD(601919/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.06%)高の234.51ポイント、深センB株指数が1.06ポイント(0.10%)高の1043.51ポイントで推移している。
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