ハンセン指数 　 　 　　　　　　23047.53 +310.66 +1.37％
中国本土株指数（旧H株指数） 8289.96 +133.46 +1.64％
H科技（テック）指数 　　　　　 5373.28 +146.15 +2.80％

　週明け7日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。内外環境の改善が相場を支える流れ。米国では9月の雇用統計が強い内容となり、米経済がソフトランディング（軟着陸）できるとの見方が一段と高まっている。先週末の米市場では、主要指標のNYダウが前日比0.8％上昇し、4日ぶりに史上最高値を更新した。中国では追加の景気刺激策に対する期待感が強まる。中国国務院（内閣に相当）新聞弁公室は6日、国慶節連休（1〜7日）明けの8日午前10時（現地時間、日本時間午前11時）に経済政策に関する記者会見を開くことを明らかにした。市場では、より具体的な措置が発表される可能性があると予想されている。ただ、上値は限定的。ハンセン指数は先週、2022年3月以来、約2年7カ月ぶりの高値水準を回復したとあって、売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、中芯国際集成電路製造(SMIC：981/HK)が17.7％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が9.6％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が7.8％、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック：2359/HK)が6.6％、李寧(リーニン：2331/HK)が6.6％など。


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