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2024/08/08 10:55

本土株:上海総合は0.3%安で反落、上海B株も0.3%安 無料記事

 8日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.57ポイント(0.30%)安の2861.27ポイントと3日ぶりに反落している。
 内外環境の不透明感が重しとなる流れ。米長期金利の上昇や中東地域の地政学リスク、中国の指標発表などが気がかり材料となった。中国ではあす9日に7月の物価統計、15日に同月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに同月の金融統計が公表される。結果を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながった。人民元安の進行も警戒。中国人民銀行(中央銀行)は8日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2023年11月20日以来の元安水準に設定した。
 主要銘柄の値下がり率は、中国衛通(601698/SH)が3.1%、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.3%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.7%、中遠海運HD(601919/SH)が1.5%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント(0.28%)安の232.16ポイント、深センB株指数が0.90ポイント(0.08%)安の1097.57ポイントで推移している。


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