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2024/07/16 10:59

本土株:上海総合は0.3%安で反落、上海B株も0.3%安 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.63ポイント(0.32%)安の2964.39ポイントと4日ぶりに反落している。 
 様子見ムードが漂う流れ。中国の政策動向を見極めたいとするスタンスが買いを手控えさせている。中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が15日に開幕。最終日の18日に、今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ(声明)が公表される予定だ。中国の景気鈍化も改めて不安視される。15日に発表された今年第2四半期(4〜6月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比4.7%にとどまり、前四半期(1〜3月)の実績(5.3%)と市場予想(5.1%)を大幅に下回った。6月の各種統計では、小売や不動産、金融などの指標が低迷している。
 主要銘柄の値下がり率は、中国工商銀行(601398/SH)が4.7%、中国平安保険(601318/SH)が2.9%、中国石油化工(600028/SH)が2.3%、用友網絡科技(600588/SH)が1.7%、保利発展控股集団(600048/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.67ポイント(0.29%)安の232.91ポイント、深センB株指数が2.39ポイント(0.21%)高の1128.25ポイントで推移している。


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