12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.36ポイント（0.31％）高の2730.15ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、2月5日以来、約7カ月ぶりの安値水準を切り下げたとあって、値頃感が着目された。ただ、上値は限定的。中国指標の発表が気がかりだ。週末には、8月の各種統計（14日に8月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融）がまとめて発表される。様子見ムードも漂った。また、西側諸国が対中圧力を強めていることも不安材料としてくすぶっている。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が4.1％、鄭州宇通客車（600066/SH）が3.2％、招商局能源運輸（601872/SH）が2.6％、中国アルミ（601600/SH）が2.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.49ポイント（0.21％）高の228.97ポイント、深センB株指数が1.63ポイント（0.16％）高の1042.14ポイントで推移している。


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