ハンセン指数 　 　 　22886.61　 -246.15 -1.06％
中国本土株指数（旧H株指数） 9485.52 -66.04　 -0.69％
レッドチップ指数 3624.52 -22.34 -0.64％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。投資家のリスク回避スタンスが鮮明化。米中対立の激化が懸念されている。中国で28日、香港の統制を強化する「香港版国家安全法」の制定方針が全国人民代表委員会（全人代、国会に相当）で採択された。これを受けトランプ米大統領は、中国に関する記者会見を29日に行うと発表。それより先、「トランプ政権は香港からの輸入品に適用している関税優遇措置を停止することを検討中」と関係者の話として伝わっている。
　個別では、中国民間自動車メーカーの吉利汽車HD（175/HK）が10.1％安と急落。正味64億4700万香港ドル（約900億円）の第三者割当増資計画が嫌気されている。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.8％、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ：16/HK)が2.2％、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が2.6％、恒生銀行(ハンセン銀行：11/HK)が2.6％、AIAグループ(1299/HK)が2.2％など。


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