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2024/08/20 11:00

本土株:上海総合は0.4%安で反落、深センB株は0.3%安 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.82ポイント(0.37%)安の2882.86ポイントと4日ぶりに反落している。
 原油安が嫌気される流れ。中東地域の緊張緩和で原油供給が増えるとの見方が強まり、昨夜のNY市場では、WTI原油先物が3.0%安と続落した。また、中国経済対策の期待感は続いているものの、一段の好材料に乏しく、いったん利益を確定する動きも散見される。
 一方、寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.35%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.85%に予想通り据え置かれた。現時点で相場に対する影響は限られている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国中煤能源(601898/SH)が4.7%、エン鉱能源(600188/SH)が2.2%、中遠海運能源運輸(600026/SH)が1.7%、中海油能源発展(600968/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.56ポイント(0.24%)安の234.54ポイント、深センB株指数が3.01ポイント(0.27%)安の1102.26ポイントで推移している。


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