ハンセン指数 　 　 　　　　　　18373.16 -29.88 -0.16％
中国本土株指数（旧H株指数） 6513.92 -18.07 -0.28％
H科技（テック）指数 　　　　　 3769.36 -14.68 -0.39％

　4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。内外の不安材料が重しとなる流れ。中国不動産業の業績不振が懸念されたほか、米経済の鈍化も警戒された。米サプライマネジメント協会（ISM）が発表した5月の製造業景況感指数は48.2に悪化し、景況判断の境目となる50を2カ月連続で下回っている（4月は49.2）。資源相場の下落も逆風。昨夜のWTI原油先物は3.6％安と4日続落し、ロンドン金属取引所（LME）では、アルミや銅など主要産品の先物価格が下落している。ただ、下値は限定的。米長期債利回りの低下が続いたことや、米半導体株の上昇などが支えとなった。
　主要銘柄の値下がり率は、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が4.8％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が3.3％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が2.9％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.1％、農夫山泉(ノンフー・スプリング：9633/HK)が1.9％など。


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