ハンセン指数 　 　 　　　　　　16730.58 -147.28 -0.87％
中国本土株指数（旧H株指数） 5881.04 -52.13 -0.88％
H科技（テック）指数 　　　　　 3324.06 -58.36 -1.73％

　8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。内外環境の不透明感が重しとなる流れ。米長期金利の上昇や中東地域の地政学リスク、中国の指標発表などが気がかり材料となった。中東情勢を巡っては、57カ国・地域が加盟するイスラム協力機構（OIC）が7日に緊急会合を開催。イスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで暗殺されたことに関し、出席したイランの代表はイスラエルが関与したと断定し、同国に対する報復措置の理解を求めた。また、中国ではあす9日に7月の物価統計、15日に同月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに同月の金融統計が公表される。結果を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながった。
　主要銘柄の値下がり率は、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK)が3.3％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が3.0％、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が2.9％、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)が2.8％、康師傅HD(ティンイー：322/HK)が2.8％など。


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