15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.93ポイント（0.07％）高の2852.58ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2月7日以来、約半年ぶりの安値水準を切り下げていたとあって値ごろ感が着目された。ただ、上値は限定的。指標発表が気がかり材料だ。中国では本日（日本時間午前11時ごろ）、7月の主要経済統計がまとめて公表される予定。注目の小売売上高は前月の2.0％増から2.6％増に上向く見通しだが、鉱工業生産などは増加率が減速し、不動産関連の指標も悪化が続くと予想されている。
　主要銘柄の値上がり率は、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が6.1％、中国移動（600941/SH）が1.5％、中国神華能源（601088/SH）が1.3％、中国人寿保険（601628/SH）が1.3％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント（0.12％）安の233.38ポイント、深センB株指数が4.90ポイント（0.44％）安の1097.21ポイントで推移している。


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