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2020/05/29 10:56

本土株:上海総合は0.3%安で反落、深センB株は0.7%安 無料記事

 29日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比7.50ポイント(0.26%)安の2838.72ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.81ポイント(0.39%)安の204.69ポイント、深センB株指数が6.31ポイント(0.73%)安の853.27ポイントで推移している。 
 米中対立の激化が警戒される流れ。中国で28日、香港の統制を強化する「香港版国家安全法」の制定方針が全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)で採択された。これを受けトランプ米大統領は、中国に関する記者会見を29日に行うと発表。それより先、「トランプ政権は香港からの輸入品に適用している関税優遇措置を停止することを検討中」と関係者の話として伝わっている。
 ただ、中国の政策に対する期待感で下値は限定的。李克強首相は昨日の記者会見で、新型コロナウイルス関連の景気対策が総額6兆人民元(約90兆2700億円)規模に上ることを明らかにした。うち、約7割が消費刺激、残りがインフラ投資に充てられる。
 主要銘柄の値下がり率は、中信建投証券(601066/SH)が1.6%、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.6%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.3%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が1.1%など。


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