ハンセン指数 　 　 　24353.13　 -13.17 -0.05％
中国本土株指数（旧H株指数） 9961.94 -5.99　 -0.06％
レッドチップ指数 3831.84 -9.50 -0.25％

　5日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。様子見ムードが漂う流れ。米国では今夜、5月の雇用統計、中国では7日に同月の貿易統計が発表される。内容を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。世界的な経済回復の期待が続いたほか、米中貿易問題の警戒感がやや薄らいだことがプラス。米通商代表部（USTR）のライトハイザー代表は4日、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的流行）の中でも、中国は「第1段階の通商合意」を履行していると述べた。先ごろ流れていた「中国は米農産品購入の公約を守っていない」との報道を否定している。
　主要銘柄の値下がり率は、万洲国際(WHグループ：288/HK)が2.8％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.0％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が1.6％、長江基建集団(長江インフラ：1038/HK)が1.2％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が1.0％など。


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