24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比22.43ポイント（0.82％）高の2771.35ポイントと5日続伸している。
　投資家心理が上向く流れ。国内の景気懸念がくすぶる中、当局は今年の経済成長目標（5.0％前後）達成のため、経済対策を強める構えだ。24日午前9時（現地時間、日本時間は午前10時）に中国人民銀行（中央銀行）など金融当局が合同で記者会見し、預金準備率を引き下げることなどを発表。また、公開市場操作（オペ）で7日物リバースレポ金利を引き下げる方針も示している。23日のオペでは、14日物のリバースレポ金利が引き下げられていた。
　主要銘柄の値上がり率は、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が3.2％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.8％、華泰証券（601688/SH）が2.5％、万華化学集団（600309/SH）が2.4％、招商銀行（600036/SH）が1.6％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.31ポイント（0.56％）高の236.51ポイント、深センB株指数が5.23ポイント（0.50％）高の1053.40ポイントで推移している。


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