ハンセン指数 　 　 　　　　　　17580.66 -197.75 -1.11％
中国本土株指数（旧H株指数） 6242.53 -64.27 -1.02％
H科技（テック）指数 　　　　　 3756.82 -36.31 -1.00％

　19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。新規買い材料に乏しい中で売りが先行する流れ。中国では18日、中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が閉幕した。今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ（声明）では、国有企業を中心に経済発展を進めるほか、不動産や地方政府債務などのリスクを抑制し、先端半導体などのサプライチェーン（供給網）を強化する方針などが打ち出されたが、とりたてて新味が感じられない内容との受け止め方も一部であった。また、米経済のソフトランディング（軟着陸）期待が後退する中、昨夜の米株市場で主要株価指数が下げたことも嫌気されている。
　主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が4.4％、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ：1378/HK)が3.6％、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング：6862/HK)が3.2％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が3.2％、華潤万象生活(チャイナ・リソーシズ・ミックスシー・ライフスタイル・サービシズ：1209/HK)が3.0％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。