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2024/10/15 10:55

本土株:上海総合は1.0%安で反落、上海B株は0.5%安 無料記事

 15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比32.94ポイント1.00%)安の3251.38ポイントと反落している。
 投資家心理がやや悪化する流れ。9月の中国物価統計や貿易統計が予想を下回る中、デフレや景気鈍化が懸念された。また、週末18日に各種の経済指標がまとめて公表されることも気がかり材料として意識されている(9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率など)。もっとも、中国の政策期待は根強く、下値を叩くような売りはみられない。ゴールドマン・サックス(GS)は最新リポートで、中国の2024年、25年経済成長見通しを上方修正している。GSは中国政策が打ち出した一連の景気刺激策について、当局が循環的な政策運営を転換し、経済重視のスタンスを強めていることを裏付けていると指摘した。
 主要銘柄の値下がり率は、海通証券(600837/SH)が3.9%、中国石油天然気(601857/SH)が2.6%、中国石油化工(600028/SH)が1.8%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.8%、中国工商銀行(601398/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.42ポイント(0.52%)安の273.17ポイント、深センB株指数が3.90ポイント(0.32%)安の1222.51ポイントで推移している。


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