ハンセン指数 　 　 　　　　　　20532.03 +53.57 +0.26％
中国本土株指数（旧H株指数） 7377.39 +36.83 +0.50％
H科技（テック）指数 　　　　　 4528.62 +36.72 +0.82％

　22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。今年の経済成長目標（5.0％前後）を達成するため、当局は財政出動など追加の刺激策を打ち出すとの見方が根強い状況だ。
　ただ、上値は限定的。本土・香港マーケットで1〜9月期決算の発表がスタートする中、企業業績の動向を見極めたいとするスタンスが強まっている。米長期金利の上昇も逆風。昨夜の米債券市場で米10年債利回りの上昇が加速し、7月下旬以来、約3カ月ぶりの高水準を付けている。香港は金融政策で米国に追随するため、域内金利の上昇も懸念された。
　主要銘柄の値上がり率は、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が3.7％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.9％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が2.4％、華潤電力HD(チャイナ・リソーシズ・パワー・ホールディングス：836/HK)が1.5％、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が1.3％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。