ハンセン指数 　 　 　　　　　　18104.12 -262.83 -1.43％
中国本土株指数（旧H株指数） 6427.88 -82.49 -1.27％
H科技（テック）指数 　　　　　 3712.59 -59.88 -1.59％

　休場明け11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落で推移している。米中の指標発表が気がかり材料として意識される流れ。米国では日本時間12日夜に米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果、13日未明に5月の米消費者物価指数（CPI）が発表される。中国では12日に5月の物価統計が公表される予定だ。米長期金利の上昇も重し。先週末に発表された5月の米雇用統計が大幅に上振れる中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続いている。
　主要銘柄の値下がり率は、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が5.0％、華潤ビールHD(チャイナ・リソーシズ・ビール：291/HK)が5.0％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が4.6％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が4.5％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が4.2％など。
　一方、ハンセン指数の構成銘柄に本日付で組み入れられた比亜迪電子（BYDエレクトロニック：285/HK）は3.7％安で推移。除外された碧桂園服務HD（カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK）は0.7％安で推移している。なお、構成銘柄数は82で変更はない。


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