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2024/04/30 11:00

本土株:上海総合は0.04%安で小反落、深センB株は0.1%安 無料記事

 30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.35ポイント(0.04%)安の3111.69ポイントと5日ぶりに反落している。
 利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元では、昨年9月25日以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国景気の鈍化も警戒。寄り付き直後に国家統計局などが発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想ほどではなかったが、前月から低下した。非製造業PMIも下振れている。また、メーデーにより、本土市場が5月1〜3日(香港市場は1日)に休場となることも買い手控え要因として意識された。ただ、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が続いている。
 主要銘柄の値下がり率は、保利発展控股集団(600048/SH)が3.6%、中国人民保険集団(601319/SH)が2.6%、国電南瑞科技(600406/SH)が2.2%、招商銀行(600036/SH)が2.2%、上海汽車集団(600104/SH)が2.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.05ポイント(0.13%)高の256.99ポイント、深センB株指数が1.36ポイント(0.12%)安の1105.73ポイントで推移している。


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