ハンセン指数 　 　 28891.26　 　+6.12 +0.02％
中国本土株指数（旧H株指数） 11385.84 +30.47　 +0.27％
レッドチップ指数 4577.14 +19.59 +0.43％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小反発している。人民元相場の先高観が支え。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、対米ドルの人民元のレートを4日連続で元高方向に設定した（およそ5カ月半ぶりの元高水準）。もっとも、米中貿易問題の不透明感がくすぶるなかで上値は限定的。昨年9月発動分の対中制裁関税は「第1段階の合意」で予定通り引き下げられるものの、それ以外については米大統領選（11月3日）後まで維持されるとの見通しが関係者の話として伝わった。
　主要銘柄の値上がり率は、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が1.4％、舜宇光学科技(2382/HK)が1.3％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が1.1％、吉利汽車HD(175/HK)が0.6％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が0.6％など。


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