28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.42ポイント（0.17％）安の3118.62ポイントと反落している。
　投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。中国と西側諸国の対立が不安視された。カナダの自動車業界では、同国政府が米国に追随し、中国製EV（電気自動車）の輸入関税を引き上げるとの見方が広がっている。また、欧州連合（EU）の欧州委員会は現在、中国製EVに関する反補助金調査を実施中だ。もっとも、下値は限定されている。中国経済対策に対する期待感が引き続き相場の支えとなった。
　主要銘柄の値下がり率は、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が1.6％、曙光信息産業（603019/SH）が1.2％、ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が1.1％、新華人寿保険（601336/SH）が1.1％、海爾智家（600690/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント（0.06％）安の253.59ポイント、深センB株指数が1.19ポイント（0.11％）高の1132.70ポイントで推移している。


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