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2020/06/01 10:56

本土株:上海総合は1.2%高で続伸、上海B株も1.2%高 無料記事

 週明け1日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比35.34ポイント(1.24%)高の2887.69ポイントと3日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.48ポイント(1.24%)高の202.71ポイント、深センB株指数が1.74ポイント(0.20%)安の847.95ポイントで推移している。 
 米中対立の過度な警戒感が後退する流れ。香港法制を巡る米中対立は、「通商合意を損なう事態には発展しない」との見方だ。トランプ米大統領は先週末の記者会見で、香港の統制を強化する「香港版国家安全法」の制定方針が中国で採択されたことに抗議し、香港に対する優遇策を撤廃するよう政権に指示したことを明らかにした。その一方で、「第1段階」の米中通商合意を維持する姿勢を示している。
 主要銘柄の値上がり率は、中信建投証券(601066/SH)が3.9%、万華化学集団(600309/SH)が2.5%、中国平安保険(601318/SH)が1.8%、招商銀行(600036/SH)が1.7%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.5%、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.5%など。


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