25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.81ポイント（0.37％）安の2891.15ポイントと4日続落している。
　中国経済の先行き不安が強まる流れ。中国財政部が公表した1〜6月の国有企業業績は、前年同期比で1.9％増収、0.6％減益となり、1〜5月の3.1％増収、2.3％増益から悪化した。れまでに公表された各種の経済指標も、内需不振を印象付ける内容が多く見られている。また、来週は中央政治局会議が開催されるほか、7月31日に7月の中国PMI（国家統計局などが集計）が公表される予定。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながっている。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.8％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.5％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.9％、中国石油天然気（601857/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.05ポイント（0.02％）高の230.84ポイント、深センB株指数が2.67ポイント（0.24％）安の1117.84ポイントで推移している。


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