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2024/07/15 10:57

本土株:上海総合は0.2%安で反落、深センB株は0.01%安 無料記事

 週明け15日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.77ポイント(0.16%)安の2966.52ポイントと3日ぶりに反落している。
 中国経済の先行き不安がくすぶる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が12日に公表した6月の金融統計では、人民元建て新規融資額が予想に届かず、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を下回って過去最低を記録している。指標発表も気がかり。中国では今日15日(日本時間11時ごろ)、6月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、第2四半期のGDP成長率が発表される。注目のGDP成長率に関しては、前四半期(5.3%)から減速するとの見方がコンセンサスだ。
 主要銘柄の値下がり率は、国電電力発展(600795/SH)が2.4%、海爾智家(600690/SH)が2.3%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.3%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%、中国石油天然気(601857/SH)が1.1%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント(0.03%)高の233.69ポイント、深センB株指数が0.07ポイント(0.01%)安の1133.13ポイントで推移している。


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