ハンセン指数 　 　 　　　　　　19423.30 -212.92 -1.08％
中国本土株指数（旧H株指数） 6894.95 -70.04 -1.01％
H科技（テック）指数 　　　　　 4074.27 -61.11 -1.48％

　21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反落している。利益確定売りが先行する流れ。ハンセン指数はこのところ急ピッチに上昇し、前日は昨年8月1日以来、約9カ月半ぶりの高値水準を切り上げていた。新規の買い材料にも乏しい。中国の重要経済指標は発表が一巡した。この先は、来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI（国家統計局などが集計）が予定されているだけとなる。また、中国当局は不動産支援策などを相次ぎ打ち出したものの、いったん好材料が出尽くしたとの見方もあるようだ。
　個別では、新興EV（電気自動車）メーカーの理想汽車（リ・オート：2015/HK）が17.0％安。同社が発表した1〜3月期決算は前年同期比36％減益となり、予想を大幅に下回った。ほか、主要銘柄の値下がり率は、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が3.6％、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が3.3％、AIAグループ(1299/HK)が2.8％、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が2.8％など。


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